社会保険労務士の資格を持っていると、就職に有利に働くことはあるでしょうか?
会社によって対応はさまざまですが、中には資格取得を奨励している所もあります。
特に人事や総務部などへの就職を希望するのであれば、
資格を持っていた方が採用される可能性もアップします。
また社会保険労務士の資格を取得していると、就職した後の待遇面でもメリットがあります。
資格手当をつけてくれる会社が多いからです。
会社によって多少の違いはありますが、
月々の基本給に資格手当として数万円プラスされることが多いです。
就職をして会社勤めをする最大のメリットは、経済的な安定でしょう。
会社に在籍して仕事をしていれば、毎月給料が発生します。
毎月決まった額が支給されるので、家計のやりくりがしやすくなります。
会社の場合リストラのリスクは常にあります。
しかし資格を持っている人の場合、リストラの候補には最後まで上がらないことが多いようです。
実際資格保有者のうち、1/3くらいの人は会社に所属して仕事をしているといわれています。
基本的な仕事内容は、あまり大きな変わりはありません。
たとえば会社で従業員を新たに雇った場合には、
雇用保険資格取得届を作成して公共職業安定所に提出します。
その他にも健康保険や厚生年金保険の資格取得届を社会保険事務所に提出する業務、
退職者がいた場合には、喪失届を出すといった業務を担当します。
雇用契約書の作成も任されることもあります。